ジャンプの新連載について書こうかと思ったら、なんかリベリオンの解説を書くとか
どっかの馬鹿が勝手に決めてくれていたので、仕方ない。
本日は現行レガシー(~M11)のリベリオンの解説を書くことにする。

あ、新連載は普通に面白かったですハイ。でもキャラが皆似たような顔なのがNGかな。もちっと濃い面子が欲しいとこだ。



まずは適当にレシピをペタリ。(先日のKEGや悪魔杯のとは違うお。)
白単ターボリベリオン
main60-sideboard15
===================
creacher 21
《レイモス教の兵長》 4
《ルーンの母》 4
《コーリスの子》 2
《レイモス教の副長》 3
《果敢な隼》 3
《鞭縄使い》 1
《果敢な勇士、リン・シヴィー》 2
《鏡の精体》 2
spell 19
《金属モックス》 4
《師範の占い独楽》 3
《マナの税収》 4
《剣を鍬に》 4
《恭しきマントラ》 4
land 20
《平地》 16
《ガイアの揺籃の地》 4
--------------------
《悟りの教示者》 4
《トーモッドの墓所》 1
《太陽と月の輪》 1
《沈黙のオーラ》 2
《真髄の針》 1
《虚空の杯》 1
《エーテル宣誓会の法学者》 1
《マスティコア》 1
《罠の橋》 1
《聖なる場》 1
《弱者の石》 1
====================


デッキコンセプトは
・リクルーターから一気に生物を展開して、《鏡の精体》まで繋げて即死攻撃を行う
というもの。
リクルート能力による展開はレガシーで活躍している《霊気の薬瓶》と同様に
パーミッションに対して強い他、1体目のリクルーターが召喚酔いを抜けてしまえば
敵の《剣を鍬に》や《稲妻》を無視して生物を展開できるというのが強み。
また、手札を消費せずに生物が増やせるため、《金属モックス》や《恭しきマントラ》といった、
手札消費は激しいものの勝利への距離を大きく縮めるようなカードが投入できる。



リクルーター以外の生物の採用理由としては、
《ルーンの母》・・・リクルーターの召喚酔いの隙をカバー。《鏡の精体》による止めも同様。
《コーリスの子》・・・ANT、ドレッジ、バーン対策。一応十手対策にも。シヴィーとコンボ。
《鞭縄使い》・・・十手持ちやファッティなど、生物対策を一手に任される過労な感じの子。
《鏡の精体》・・・2体いた方が色々と心強い。でもプレイングと気分次第で1枚でも可。

生物以外のスペルについて。
《金属モックス》・・・マナ枠。手札に余りそうなリクルーター等を刻印。で、2t目に兵長起動。
《師範の占い独楽》・・・チート。シャッフルはリクルートで行う。土地を伸ばす為に毎回起動。
《マナの税収》・・・器用貧乏呪文。ハマれば強力、腐ってもマントラや刻印できるし。
《剣を鍬に》・・・お約束の生物除去。《流刑への道》と一長一短。後述。
《恭しきマントラ》・・・リクルーターの召喚酔いカバー兼、エンドカード。小技もアリ。

サイドについて。
《悟りの教示者》・・・本レシピのサイドにおける主役。白単なら悟り銀弾型がベストだと思う。
《トーモッドの墓所》・・・遺産と違ってマナがいらず、自身は影響を受けず。やや弱いが。
《太陽と月の輪》・・・墓地対策。また、対象次第で銀魂戦術に粘りを持たせる事も可能。
《沈黙のオーラ》・・・置物対策兼、ストーム系対策。
《真髄の針》・・・これはもう……どんなデッキにも刺さる。針だけに。
《虚空の杯》・・・コンボ対策。調子に乗ってX=1とかやると自分も痛いので注意。
《エーテル宣誓会の法学者》・・・特殊なコンボ対策。グリップ以外では対処しづらいのが肝。
《マスティコア》・・・趣味(嘘)。部族対策兼、追放以外の除去しかないデッキに。
《罠の橋》・・・生物で殴ることで勝つデッキにはとりあえずIN。
《聖なる場》・・・リベリオンは土地破壊されると厳しい。ので、とりあえず抵抗措置。
《弱者の石》・・・マーフォーク、Zoo他への対策。タッパーがいるので使いやすい。



デッキ相性など。

ビートダウン
基本的に徹底したビートダウンには若干弱め。
StPやマントラを積んでいるのに? と思うかもしれないが、生物のサイズ差が酷すぎて
リクルート戦術を取っている間は完全に無防備になるし、
かといって中度半端にピンポイント除去なんかしていても数で押されると終了。
ただ、《マナの税収》がハマればワンチャンス。一撃必殺のコンボがあるのだし。
部族系デッキ
《鏡の精体》でコチラも同じ部族タイプを得ると、何かが起こる時もある・・・かも。
スリヴァー、《アトランティスの王》、《火花鍛冶》、《エルフのチャンピオン》などなど。
アグロローム
《壊滅的な夢》でgg
白系ビート
バント、ボロス、白単相手にはかなりやれる。聖遺は怖いが、頑張って除去ろう;
茶系ビート
プロテクションが効かず、メインでは苦戦必死。サイド後は最速で《沈黙のオーラ》を狙う。

パーミッション
非常に相性が良い。が、調子こいてると戦場をリセットされてggなので油断は禁物。
クロックパーミッション系
攻め筋の細いデッキが多く、かなり有利に戦えるはず。
フルパーミッション系
リセットが怖いが、現実的な4tキルがあるので戦いようはある。セプターは無理ゲーだが。
相殺系
相殺前にリクルーターが起動体勢を整えてしまえば有利。でもリセットされたらgg

コントロール
相性次第ではあるが、不利なデッキが多い。
ローム系
無理ゲー。《独房監禁》や《ペンドレル峡谷の大神殿》、各種リセットでgg
白コントロール系
ゲドンで乙!
黒コントロール系
メインの《滅び》等がキツい。が、コントロールの中では一応、五分で戦える方。

コンボ
白単ですから・・・お察し。まぁメインでも《マナの税収》や各種小技で
ワンチャンスぐらいはあるかもしれない。少なくとも普通の白ウィニーよりは戦えるはず。
ストーム系
ANTにはコーリスで、ソリダリティにはシヴィーで、親和エルフにはマントラでワンチャンス。
ベルチャーはサイド後が勝負(キリッ
墓地利用系
リアニには《マナの税収》と、時間が許せば兵長からタッパーを呼んでワンチャンス。
ドレッジはとりあえずコーリスでワンチャンス。まぁ運ゲーですが・・・。
ShowTell系
どうしろと?w
エムラ読みでタッパーを最速召喚とか・・・? 無理だろうよ。


後回しとした、《剣を鍬に》と《流刑への道》の選択判定について。
StPは、相手に与えるアドバンテージがライフなので、勝敗につながりにくい。
PtEは、相手に与えるアドバンテージが土地なので、勝敗につながりやすい。
《マナの税収》との相性もあるし、基本的には自分の生物よりも相手に撃つ呪文なので
やはりStPの方に分があると思われる。
勿論、《鏡の精体》からの一斉攻撃にも射程限界がある程度存在する以上、
その射程から逃してしまいかねないStPもオンリーワンとは言い難いのだが。


揺籃の地4枚体性について。
生物がいないとマナが出ないため、序盤の事故が怖い他、
伝説であるがゆえに2枚目以降が手札に腐ったり、敵の不毛や対消滅が怖かったりと
弱点が多いことは間違いないのだが、それ以上にこれを戦場に出せないと
リクルート戦術の速度や一撃コンボの爆発力が大きく落ちてしまうし、
不毛で割られても再び出すためにも、やはり4枚体性でいいと思われる。


伸びしろについて。
他の色へのタッチを考えるのなら、有効色である青か緑をオススメする。
といっても、現状の形からは変えやすいというだけの話なので、
もっとデッキコンセプトそのものを弄りたいというのであれば、赤や黒、
或いは3色以上の構成にも挑戦できないことはないだろう。

ちなみに青を選択する場合には《翻弄する魔道士》が、
緑を選択する場合には《ガドック・ティーグ》が、プロテクションで護れる為に強力。
《訓練場》や《輪作》、《野生語りのガラク》などは試してみた結果あまりいい動きはできず。
参考までに。


十手型について。
十手ゲーを開始するには「2+2マナと、召喚酔いの解けたクリーチャー」が必要。
なのでリクルート戦術との齟齬が大きく、辛いものがあると思う。
十手型を取る場合、《鏡の精体》に頼らずに殴れる構成をとったほうがいいだろう。
《清浄の名誉》や《遍歴の騎士、エルズペス》、ソプターコンボとのハイブリッドなど。


ゲドン型について。
金属モックスとの相性を活かし、《ダークスティールの城塞》や《トロウケアの敷石》などから
ゲドンを撃ち放って、相手のマナ基盤を崩す。然る後に殴り倒す。
・・・が、こちらのマナ基盤も相応に弱ってしまうため、パンチ力はガタ落ち。
結果、相手のリカバリーが間に合ってしまうことも多く、そこまでの強さには至らない。
とは言えリベリオンにおける土地破壊への弱さを克服している事は評価できる。


ペインター型について。
メインから悟りの教示者によるサーチを採用し、ペインターコンボを狙う。
マナを伸ばすことを第一とするリクルート戦略とも合致するし、
攻撃制限系の妨害にも戦いやすくなる。プロテクション付与も活きるだろう。
問題はペインターコンボ自体が、即死コンの中では弱い部類に入ることだろうか。


カウンターレベルについて。
辛い。右鱈には組めそうも無い。
資産的な問題もそうだが、FoW以外のカウンターがリクルート戦略との並行の際には
邪魔でしかないのが厳しいと思う次第。


8StP体性について。
とりあえずゴブリン、マーフォーク、Zooなどのビートが蔓延する環境なら優秀。
だが、ターボリベリオンにおいては《マナの税収》や《恭しきマントラ》の方が
より防御的であるために有用だと思われる。
防御を優先することで、《鏡の精体》による一撃必殺チャンスも増えてくるのだし。
ボブや聖遺のもたらずアドバンテージに怯えず、ワンチャンスに賭ける方が
少なくとも右鱈の性には合ってるようだ。


メインに解呪は必要か否か?
難しい問題だが、個人的には無しだと思い始めている。
思い始めている、というのは要するに「以前はそうではなかった」ということなのだが。
・・・身内のK君があまりに置物系の防御手段をとりまくるものだから、
それに対する対策をついつい考えてしまっていたというわけ。
今はメインからの置物対策は過剰、マナの税収かサイド後で十分という考えに変わった。







とりあえずこんなとこかな。
あんまり深いトコまでは書いてないので、文面以上の情報を得たい方は
実際に組んでみるなり、コメントで右Tに質問とかするなりしてください。

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